主な療法と期待される効果

前世療法

前世療法は催眠状態で前世に戻るように誘導することによって今の自分とは違う前世の人生を体験していきます。 そしてそこで、前世の人生の重要な場面や死の場面を体験し、その人生がどんな課題を持っていたのか、その人生が今の人生にどういう影響を与えているのかなどを探っていきます。前世(過去生)の記憶を思い起こし、追体験することで、現在の悩みや問題を改善させる気づきや、今世の人生の課題や目的を探ることができます。
アメリカの精神科医ブライアン・L・ワイス博士が1988年に出版して、世界的なベストセラーとなった、Many Lives, Many Masters(邦題:「前世療法」〔PHP研究所刊〕)という著書によって、この療法が広がりました。
当オフィス代表の松本は、2015年にワイス博士の来日ワークショップ運営を担当しました。その中でワイス博士と直接お会いする機会をいただき、ワイス博士の愛と思いやりと優しさに根ざした深い人間愛を感じ、一気に引き込まれたことを今でも鮮明に覚えています。 また、ワークショップに参加した数百名の方のほとんどが幸せな顔になっていくのを目の当たりにしました。この体験が前世療法の素晴らしさを知るきっかけとなり、私をヒプノセラピーの道へと導いたのです。

<期待される効果の一例>

  • 前世を体験して今の自分とのつながりを知る
  • 問題の原因を前世から見出す
  • 家族や親しい人、ソウルメイトとのつながりを知る
  • 今世を生きる意味を見出す
  • スピリチュアルな悩みの解消

年齢退行療法

繰り返す辛い感情、不安や恐怖感、コントロールできない怒り、自己嫌悪・自己否定感、焦燥感、時折溢れる理由の分からない感情・・・
これは幼児・幼少期や過去に植え込まれた思い込みや嫌な感情・感覚が潜在意識(奥深い記憶)に残っていて、それが何かのきっかけで顕在意識に上ってきて起こることが少なくありません。そのために、セッションの中で催眠に入り、潜在意識に残っている問題となっている幼児・幼少期の記憶を思い起こし、再体験するプロセスを通して、原因を探り、不要な思い込みや感情・感覚を解放していく方法が年齢退行療法です。
幼少期の記憶はその当時の幼い価値観のまま記憶に刻まれています。セッションの中で、現在の大人の価値観で再認識することで、当時とは違った理解が生まれ、癒されることも多くあります。また、催眠下で当時の相手とコミュニケーションを取り直し、本当はどうしたかったかを確認・体験することで、クライアントさんが望む形に記憶や認知を書き換え、問題を解消していくことが可能です。
問題は幼少期に限らず、大人になってからの出来事や記憶が原因の場合もありますが、そうしたケースにも過去にさかのぼって記憶を癒す年齢退行療法は有用です。

<期待される効果の一例>

  • トラウマ、PTSD、パニックの原因の確認と解消
  • 対人関係の改善
  • インナーチャイルドを癒す
  • 親子問題、家族関係の改善
  • 辛い経験、嫌な体験の解消
  • 自己肯定感を高める
  • 前向きな自分になる

悲嘆療法(グリーフセラピー)

家族や親しい人が突然亡くなってしまった、パートナーの死で心にぽっかりと穴が開いてしまった、亡くなった大切なペットの本当の気持ちが知りたい・・・
悲嘆療法(グリーフセラピー)は、死別や離別などによって二度と語り合えないと思っていた大切な相手と、潜在意識下でコミュニケーションをはかる療法です。催眠下でご自分の胸に残るそのお相手、あるいは魂の存在となったそのお相手と再会し、言いたかったこと、聞きたかったことをお互いに話し合い、愛の確認やふれあい、また誤解を解くことなどを通して、ご自分の中でもう果たせないと思っていたそのコミュニケーションを完結させていきます。魂との再会は深い大きな癒しと未来への希望をもたらします。
1度のセッションで完結して大きな癒しをもたらすことが多い、強力なセラピーです。
死別してしまった方のほかにも、行方知れずの方、植物状態の方、痴呆になってしまった方、ペット(犬、猫、その他)、大切にしていた物、人形などとのコミュニケーションも可能です。

<期待される効果の一例>

  • もう会えない存在と話がしたい
  • 会えない相手に対しての後悔を解消したい
  • 事件や事故、災害などで突然失ってしまった大切な相手と話したい
  • 亡くなったペットの気持ちを知りたい
  • 悲嘆の中から立ち直りたい

ソマティックセラピー

大きな音を聞くと縮こまってしまうなどトラウマにまつわる身体反応、けがや病気による身体の不調など、原因不明の身体反応や体の不調にアプローチする催眠技法です。
トラウマは体に残った記憶による身体反応であると考えられています。その体にあらわれる反応の感覚から催眠下で記憶を想起させ、その時奪われてしまった身体行動をやり遂げるなどの手順により徐々にトラウマを解消させていくことが可能です。また怪我は治ったのに以前の正常な状態へと戻れなくなっている、病気が原因で心の不調までもたらしている、といったケースでもソマティックセラピーは有用です。
ソマティックセラピーでは、年齢退行療法、擬人化療法、感覚解放療法、パーツセラピー、前世療法などを組み合わせ、クライアントさんが望む形で心と身体を癒していきます。

<期待される効果の一例>

  • 心身のトラウマの軽減、解消
  • 突然縮こまる、思わぬ動作をしてしまう、などの身体反応の改善
  • 体の不調や痛みなどの改善

自己改革・自己実現セラピー

自己啓発に関しては書籍やセミナーなど多くが存在しますが、催眠下で自分が望む姿を自分で決めることができるヒプノセラピーは強力かつ短期間で結果をもたらすセッションです。
自己改革・自己実現セラピーのセッションでは、夢や理想の実現に向け自分が望む暗示を催眠下で潜在意識にダイレクトに植え込むことが可能です。それをより強固のものとするため、成し遂げ叶えた自分の状態を五感でフルにイメージし、達成感や満足感、誇り、自尊心、幸せな気持ち、ワクワクした気持ちなどの感情・感覚を感じることで、深く意識の中に記憶させます。そして今の自分と夢を叶えた自分とが一体となった感覚を十分に味わっていただきます。潜在意識に植え込まれた目標・イメージと、理想の自分になったその意識は、それを叶えるための行動や選択の変化をもたらしてくれます。
技法としては、GIFT(ゴール・イメージ・フォーカシング・テクニック)、7ステップ自己実現法など、催眠状態を利用した自己実現法を利用するほか、フューチャーペーシング(未来の自分を確認する技法)などを組み合わせていきます。また自己実現を邪魔している問題が分かり、解消することや癒しが必要である場合には、年齢退行療法や前世療法、トラウマセラピーなど行い、課題をクリアにしてから自己実現に向かったセッションを行います。

<期待される効果の一例>

  • 自分を変えたい
  • 目標や夢を達成したい
  • 将来に向けてどのような行動をとればよいか確認したい

その他の療法

カウンセリングでじっくりとお話を伺いながら、あなたが望む最適なセッションを組み立てる中で、必要に応じて以下の療法を組み合わせていきます。

胎児期退行療法

妊娠期間に母親が感じる様々な感情・感覚はすべてお腹のあかちゃんに伝わっていると考えられます。催眠下で記憶の中の胎児に戻ることによってその原因となった出来事が分かり、癒しにつながっていくことが可能となっていきます。

分身療法(パーツセラピー・副人格療法など)

自分の中にいくつかの分身が存在し、今抱えている問題は分身たちが各々良かれと思って取った行動の帰結として現れているとの前提で行っていく方法です。問題を引き起こしている分身と問題を解決しようとする分身、それを調停する分身などを登場させて調和を図ります。

インナーファミリー療法

幼い自分を苦しめている家族の更正、更迭、再教育、理想の家族を呼び寄せる等によって内なる自分(幼少・幼児期の自分=インナーチャイルド)を癒していくプロセスです。

擬人化療法

問題のある身体部位や、病気本体、感情や感覚をひとつの人格とみなして語りかけ、なぜその問題を持っているのかを探っていきます。

感覚点移動法

トラウマとなっている記憶や、恐怖や不安を感じる記憶などを、その記憶と結びついているイメージ(視覚)、音(聴覚)、体感覚(触覚)を想起しながら、結びつきを拡散させて感じなくさせる方法です。

フューチャーページング/スードオリエンテーションインタイム

セッションの中で癒された自分が、将来どうよくなっているのかをイメージの中で確認していく手法です(フューチャーページング)。また、将来よくなっている自分が、どのようにしてその姿になっていったかを、将来の自分が今の自分に教えることもできます(スードオリエンテーションインタイム)。

系統的脱感作法

恐怖症や苦手なものを克服していく手法です。何度も思い起こすことで慣れが生じて、恐怖を感じにくくなります。脳科学ではマウスの実験で「短期間内の繰返し想起により恐怖記憶は消去学習のプロセスに入り恐怖記憶が抑制されている状態になる」ことが発表されています。

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